2016年06月23日

「中学校給食を実現する会」の会長としては、平塚市の保護者の皆様、本当にご免なさい。「川崎市の中学校給食」試行をご紹介します。

湘南で、平塚市と茅ヶ崎市のみが中学校給食未実施自治体として取り残され、「教育後進地帯」と問題視されていることに対して、自分の力の足りなさを申し訳なく思っております。
未熟なので悔しさや後悔の念で思い迷い、ご紹介するのが2か月遅れました。
しかし、義務教育である中学校では、給食を実施する義務があります。
「学校給食法」や「食育基本法」に従って、「給食の大切さ」に気づき実施した自治体の記事を紹介するのは、私の仕事です。
朝日新聞4月13日「湘南版」の記事をそのまま転記いたします。
子どもの思い、親の思い、行政の思いがよく表された、優れた記事だと思います。
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「川崎の(中学校)給食試行 保護者は大歓迎
  市教委調査 生徒の21%不評」
 子どもの5人に1人は給食導入を「よくない」と考えているものの、親は大歓迎ーー。1月から給食の試行が始まった川崎市立東橘中学校(高津区)の生徒と保護者に市教育委員会がアンケートをしたところ、そんな結果が出た。市教委は来年末までに市内全52の市立中で給食実施を目指している。
 給食について、「よい」「どちらかといえばよい」と答えた保護者は97・1%。複数回答で理由を尋ねると、「中学生の栄養バランスに配慮されているから」が29・7%でトップで、「お弁当を作らなくてよいから」が20・6%で続いた。
 一方、生徒では「よくない」「どちらかといえばよくない」との回答が21・0%あった。理由は、「家からの弁当の方がよいから」が36・2%、「準備や後片付けが大変だから」が25・6%で続いた。
 「よい」「どちらかといえばよい」と答えた生徒からは「温かいものが食べられるから」「家の人がお弁当を作らなくてよいから」といった回答が多かった。
 生徒の93・7%が給食を「おいしい」「どちらかといえば、おいしい」、85・5%が「楽しい」「どちらかといえば、楽しい」と答える一方、35分間の給食時間については58・7%が「短い」と回答した。市教委の担当者は「好意的な意見が多かったが課題も見えた。全校実施に向けて改善していきたい」と話している。

川崎給食施行.jpg
posted by 谷容子 at 18:20| 子ども支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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