2016年09月16日

「子の前でのDV」は「子ども虐待」です。母子が逃げ回らないで済むように、DV法の改正を国会議員に是非お願い致します。

朝日新聞(9月15日)によると、子どもの前で配偶者らに暴力を振るう「面前DV」の通告は、6割増し。
増加が目立ちました。
男性の圧倒的な腕力は、制御しない限り、女性には大変な恐怖です。
「引っかいたり、ひどい事を言ったり」…女性から男性への暴力も、たくさん有ります。
しかし、今日は腕力にものを言わせる男性から女性への身体的暴力について、書いております。
私の竹馬の友は、2世代にわたるDVを生き抜いた、サバイバーです。
父に殺されると夜中に逃げた母を、彼女は玄関で朝まで待ち続けました。
物心ついた時から17才まで。
大切な人に見捨てられるのでは、という恐怖感に彼女は未だに苦しめられています。
そして、結婚した相手も実は手が出る男性でした。
彼女はもう成人して離れて暮らす子どもに、「苦しい思いをさせた」と、毎日心で詫びているそうです。
世をはかなんでいた彼女が生きる道を見つけたのは、ここ5年ほどの事です。
歩き出すまでに大変な思いをしたけれど、彼女にしか出来ないことも、きっと有りますね。
「暴力を振るわれた方が逃げ回らなければいけない」のは、おかしいと私は考えます。
更に、子どもと別れて逃げなければいけないケースも多々あります。
暴力を振るった方こそが、何らかの「拘束」を受けるべきと思います。
今のDV法には、穴が有りすぎます。
女性国会議員だけではなく、男性の国会議員も一緒になって、ぜひ「DV法の改正」をして頂きたいと心から願っております。
虐待通告2016上半期.jpg
posted by 谷容子 at 18:32| DV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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