全国の自相(児童相談所)が対応した児童虐待の件数は、2015年度、過去最多の10万3286件でした。
児相の設置が認められている中核市で設置されているのは、金沢市と横須賀市の2市だけです。
(中核市は、人口20万人以上、25万人未満で、47市です)
「開設に向けた事務作業が分からず苦労した」と、2市は声を出していました。
声を受けて、開設までのマニュアルを厚生省は作成中。
また、厚労省は、児相開設を目指す自治体への補助金創設を、来年度予算に盛り込みました。
このところの厚生省は、「児童相談所」に関する事では奮闘していますね。
件数が右肩上がりに増えている児童虐待とDV対策には、速やかに予算を増やしていくことが重要と考えます。

(参考:2016・12・25 神奈川新聞)