平板な言葉を使い、諄々と話す松原教授の講演は、分かりやすかったです。
無電柱化は、パリやロンドンでは100%。
台湾はこの10年間で、95%無電柱化を達成。
日本の市町村道の無電柱化はまだ2%で遅れている。
ただし、地震の多い日本で、地中に埋めたから安心なのか、谷はとことんまで勉強してはいません。
松原教授の説をお伝えします。
無電柱化で得られるのは、(1)防災(倒れた電線から出火するのを防ぐ)(2)街並み・景観 (3)利便性
「都道での新設禁止の条例」を策定する方針です。
今までの技術では、歩道幅が2・5m必要だった。
又費用が、100m5億3千万円。
技術・財源の壁を何とかしなければならない。
技術に関しては、「直接埋蔵できる光ファイバー」や、「地中埋蔵物を3Dで可視化」出来る研究等がなされている。
財源は、都の条例で無電柱化した自治体にお金を出すようにする。
「電柱=公害、危険な物」という認識を持って欲しいとのことでした。
もうお一人は、本当に明日以降にいたします。
青山学院大学国際政治経済学部教授・弁護士の小島敏郎 氏です。
