2017年09月17日

「日本の教育の貧困」が浮き彫りに!OECD調査。教員が授業に当てる割合、世界最低レベル。教育の為の家計支出、「特に」高いレベル。

「生徒を守るには、まず先生を守る」。
いつも私が言っております、「子どもを守るには、まず母親を守る」と同じことだと思います。
日本の教員の労働時間はもっとも長いレベルなのに、授業に当てる割合は、最も低いレベルです。
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さらに、「幼児教育と高等教育における家庭支出の割合が50%を超え」、世界で特に高いレベル。
中でも「高等教育は家計支出が51%」で、加盟国の中で最も多く、平均の22%の倍以上でした。
OECDの局長には、「授業料の負担が高いにもかかわらず、支援も限定されているのは、日本と韓国だけだ」と言われてしまいました。
国、各都道府県は、「子どもの教育」にもっともっと予算をかけて欲しいです。
「子どもに投資するのが一番ハイリターン」というデータも出ています。
この日本の「教育の貧困」は、「今出来る大切なことを忘れている」という点で、情緒的にもとても情けなく感じます。
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参考:9月13日朝日新聞
posted by 谷容子 at 22:32| 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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