2017年10月03日

虐待死27人(今年1~6月)、約7割が実母によるものです。妊娠中から育児期まで、切れ目のない母親支援を。

虐待死27人のうち、半数以上が0才児でした。
又死亡事件の摘発者27人について、実母が18人で、約7割を占めました。
新聞には、「母親がわが子を手にかけたケースが多く、育児ノイローゼや思いがけない妊娠で精神的に追い詰められた姿がうかがえる」と有ります。
警察庁の担当者は、「出産の前から母親が孤立しないような支援が必要とされている」と話しています。
私も「密室育児」はきつかったです。
太古からの日本の育児史の中で、私たちは初めて「密室育児」という特異な経験をしています。
子どもを守るために、今こそ母親へのきめ細やかなケアが必要です。
若い父親や母親は、子どもが生まれたとたんに立派な親になるわけではありませんよね。
「今日からお母さん、しっかりね」などと言われても、いきなり優秀な母親にはなれません。
もともと産後1年間は、ホルモン変動が激しく、心身への影響も大きいです。
子どもを守るには、まず母親を守る。
子供を手にかける母親を無くしたい、魂の底から願っております。
実母に殺されるとは思ってもいない子どもたちの無念を思うと、いたたまれなくて本当に悔しいです。
虐待死.jpg
参考:神奈川新聞10月1日
posted by 谷容子 at 18:03| 子ども支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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