小池政経塾の講義内容について勉強し続け、夕食を取る気にもなりません。
普段もこうならダイエットできるのですが…。
4回目の今日、「塾の存在価値は大変大きい」と個人的に思っている理由の一つを挙げます。
それは、単純に「強く勇気づけられる」からです。
極端に言うと、「良い年にするのは自分でするのだ」と、小池都知事自身から聞きたいので参加しているということです。
難しい事を言わずとも、小池百合子氏が「人を鼓舞できる」政治家であるのは、スゴイと思っています。

☆三浦瑠麗 東大政策ビジョン研究センター講師について。
私が夕飯も忘れ格闘している理由の大部分は、彼女の講義内容に関してです。
全てを理解できる訳もありません。
全てに共感する訳でもありません。
その中で、以下の意見には全面的に賛成するものです。
・国民の判断の土台となる「真実」を伝えることが、政治家の最大の役割
・その上で、政治家の最大の権力は、「正しい課題設定を行うこと」である
・「正しい質問」にたどり着くことが、「正しい答え」にたどり着くよりも重要。
・政治家を志した原点を忘れずに。

☆鈴木亘 学習院大学経済学部教授について
「東京の待機児童問題」と題して講義をされました。
まず、東京と横浜市の違いを明確にされていたのが良かったです。
横浜市は市長が「待機児童をゼロに」と言えば、全ての区長は役人なので可能。
区長が選挙で選ばれる東京は違います。
そこで小池都知事は、区長との全体会議を持ち、「みんなでやろう」と呼びかけを強くしているとのこと。
そして、「(昨年)9月の補正予算、待機児童対策の為に126億円」!!
保育士の待遇改善で「家賃補助月額8万1千円を拡充」。
さらに、「賃金4万4千円の独自上乗せ」には、改めて驚きました。
最後に画期的と感心させて頂いたことを書きます。
今まで官僚の知識と知事の知識に格差が有りすぎたため、知事は官僚の言いなりに。
そう、政治家が全ての事の専門家になれるわけが有りません。
そこで、知事と担当局の間に顧問(専門家・調整役)を入れてやって行く。
官僚の「はしごを外される」という恐怖も当然です。
知事と顧問が官僚との話し合いを密にし、官僚の恐怖を取り除く姿勢に共感を覚えました。

個々の専門的な課題については、本日以降もコツコツと勉強して参ります。
とりあえず、夕飯を食べて来ます。